ここでは級数を用いる方法、正多角形を用いる方法、乱数を用いる方法、定積分を用いる方法、の4つの方法で計算を行います。
πの計算高校生向けの数学の問題と解答
高校生向け数学数学の課題研究の参考として1.正多面体の議論と2.最短スタイナー問題をあげています
正20面体と正12面体の座標を初等的な方法で求めて(詳しい解説付き)、次の命題を示し、
さらに、正20面体、正12面体の、それぞれの辺と辺のなす角を求めてみます。
命題「正12面体の辺を平行移動して正20面体を作ることができる」
上のことは、いい換えると「正12面体と正20面体のすべての辺を表すベクトルを
一致するようにできる」ということです。ここで正12面体と正20面体が双対であるこ
とは理由にはなりません。正6面体と正8面体は双対ですが、正6面体の辺をどのように
平行移動しても正8面体を作ることはできません。
正4面体と正8面体については知っている人も多いですが、参考までに述べておきます。
正4面体と正8面体の座標PDFスタイナー(最短)問題とは平面上に点を与えたときそれらすべてを線分で結ぶとき、その結び方
あるいはその線分の長さの和を求める問題ですが、最も簡単な場合として手始めに正多角形の
各直点に点をとる場合について考えてみます。
写真は2枚ともステンレス板の上にリベットの支柱の上にアクリル板を載せ間に石けん液を
入れ大きいシャボン玉を中に作ってやります。表面張力によって表面積が極小になったら安定します。
板の間隔が狭いので真上から見ると表面積が極小ということはリベットを結ぶ線分の長さが極小と
なります。そのときの線分のなす角は120°です。この角をスタイナー角といいます。
平面上の極めて広い部分の格子点に点をとったときそれらをすべて結ぶ線分の和がどう与えられるか、
平面上の極めて広い部分を正三角形で埋め尽くして、三角形の頂点に点をとるとき、すべてを結ぶ線分の和
上の場合で正六角形にかえたらどうなるか
予想:n個の点が平面上の十分広い領域の面積nの部分にあるとき、n個の点を結ぶ線分の和は
nより小さくなる。ただし、nは十分大きいとする。(無限個の点のスタイナー問題の1つの予想)
平面上で等間隔に無数の平行線が引かれたものが2つあり、その交点に点をとるときそれらをを
結ぶ線分の長さの総和を考える。
豊岡数学ひろば(広場)