スマホ
スマホにダウンロードした曲を他のスマホや音響機器で聴く方法
スマホに曲をダウロードしても、その曲のファイルをコピーして他のスマホや音響機器で聴くことは普通できません。
しかし、次にのようにすればほぼ同等の音質でダウンロードした曲を聴くことができます。つまり
デジタル音→アナログ音→デジタル音
と変換すれば良いのです。
『デジタル音→アナログ音』は、スマホで楽曲を再生すればOKです。
『アナログ音→デジタル音』は音響機器が必要です。
具体的には『ライン入力がある録音機能付きのCDラジオ』または『ライン入力付きのCDR(CDレコーダー)』があればOKです。重要なのはライン入力付きということです。ライン入力はアナログ入力です。
具体的方法
写真のようなミニジャックをスマホのイヤホーン差し込み口につなぎます。ミニジャックのもう一端をCDラジオのライン入力につなぎます。
「CDラジオの入力選択」を「外部機器」にしますとライン入力の音を録音できます。CDラジオの録音先はSDカードがベスト、ないときはCDRを選びます。オートトラック機能はオンにします。(オートトラック機能とは無音部があると曲の切れ目を認識して新しいファイルにする機能です。これを使うと数曲まとめて「再生・録音」が出来便利です。ただし、同じ機能が別名になっているかも)勿論、CDラジオにはSDカードまたはCDRを入れます。その状態でCDラジオの録音をオンにしてスマホの音楽を再生します。すると、SDカード・CDRにMP3ファイルができます。
できたファイルに曲名をスマホかパソコンで付けます。
古いCDR(写真は20年前のCDRW)でアナログ入力はピンプラグですので変換アダプタを使います。また、古いCDRは音楽用CDRしか使えません。音楽用CDRはまだWEBで売っていました。
下の写真は20年前購入したCDRW、かろうじて生きてます。
CDR裏面一番左のアナログ入力を使います。
音楽用CDR、これは著作権料がかかっており価格が普通のCDRより少し高いそうです。
音楽用CDRに録音したときは、ファイナライズしたあと、パソコンにメディアプレーヤーを使って読み込みますとMP3ファイルを作ることが出来ます。曲名も付けて下さい。何曲かフォルダにまとめると便利でしょう。
原理
ダウンロードした音楽ファイルにはデジタル化した音のデータ以外に様々なデータが入っています。例えば曲名、演奏家、アルバム名、再生可能な期間、再生できるスマホ(そのスマホ限定とか)など。ところが再生してアナログ音にすると純粋に音の波の波形の電圧の波形になります。それをもう一度デジタル化しますと音だけのデータになります。そうなるといろいろな機器で再生できるようになります。その際の音の劣化はかなり小さく、スマホだと劣化を聞き分けることはかなり難しいと思います。ただし、一連の作業は多少時間が掛かるので時間のある人向けです。
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