カメムシと現代科学、今年はカメムシの勝ちか、やはりカメムシは当てにならなかったか?

1月27日時点では豊岡市の最高積雪は23cmで平年以下でしたが、1月28日で最高積雪44cmと多くなってきました。

1月27日から28日にかけては気温は高めでほぼ0度C超えでしたが、JPCZ(Japan sea Polar air mass Convergence Zone) )日本海寒帯(極)気団収束帯が当地に居座って大雪となっています。

大雪はこのJPCZの位置と持続性が問題になるので予報が難しいと思われます。

「大雪の年」となると寒気団に1ヶ月くらい持続的に覆われ、当地なら60cm程度の積雪があると大雪の年となるなと思います。

現在のところは最高積雪は平年より少ないです。1965年から2020年で、豊岡市のシーズンごとの最高積雪の平均は55cmぐらいです。

56年の統計で28番目の年が48cm、最高は昭和58年140cmです。この年は1月1日38cmで3月18日にやっと0cm、3月5日に107cmもあります。140cmとなったのは2月18日です。3ヶ月近くずっと積雪があった状態でした。ただし、豊岡市の最高積雪は太平洋戦争前後に2m超えというのがあるようです。

以下1月3日時点の記述

「カメムシの多い年は大雪、少ない年は雪も少ない」これは、日本海側で昔からよく当たると言われる言い伝え。

現代のサイエンスを駆使した結果、今年はラニーニャ現象が発生しているため寒くて日本海側は大雪が降るという長期予報

当地、豊岡(兵庫県北部の小都市)では今年は極めてカメムシは少ないという状況です。(少なくとも私の家の近くでは、とはいえ、近隣でも同様の傾向と思えます。よって、カメムシ予報では今冬は雪が少ない。

さて、どちらがあたるでしょうか。12月に北陸、東北では大雪でしたが、当地では20cm足らずの積雪で除雪車も出動せずでした。1月3日現在、積雪0で、1月半ばまでまとまった雪が降る予報は出てません。近隣のスキー場も雪が少なく、アップ神鍋はリフトは稼働できない、標高の高い鉢伏高原で40cmと少ない積雪です。

当地では1月に雪が少ない年はそのまま、雪の少ない年となることが多いです。現在の積雪状況では今年のスキー場は経営が厳しい可能性が高くなります。

12月後半から雪ではなく雨ばかり降ります。今も雨、天気予報でも気温が高めで雨、雨。どうやら、今年はカメムシに軍配が上がりそうです。現代科学もう少し何とかなりませんか。カメムシをきちっと打ち負かしてください!?



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