ウォシュレット取り付け

ウォシュレット取り付け体験記

 TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレット」が古くなって水漏れするため急遽交換の必要有りで、自分で交換に挑戦してみました。ネットで最も売れ筋の瞬間式温水暖房便座で総費用は、本体27980円(税込み)のみです。4ヶ月前に義母の家のトイレの便座を業者に交換してもらったときは、別の製品ですがほぼ同じ機能で10万ほどかかったとのこと。

初めてでしたが、準備と片付け含めて1時間少々で出来ました。手間取った点がいくつかありましたので触れておきます。

 まず、古い便座の取り外しです。便座の横にボタンが有り、押しながら手前に引くと簡単に外せました。(これは説明書に書いてあります)続いて付属のスパナで水栓金具は外せましたが、それが落とし穴です。というのは、後で触れますが、付属のスパナでは強度不足で水栓金具の取り付けは難しく水漏れします。次にアース線の取り付けが見えないので一苦労でした。マイナスドライバーで手探りでしました。水栓金具の1つのパッキンが圧着して取れず、千枚通しとマイナスドライバを使ってがりがり剥がしました。便座を固定するベースプレートの取り外しはドライバーを回す回数が多く大変です。それを外して、少し清掃。これで古い便座取り外し終了です。

 ウォシュレット本体の取り付けは説明書を見ながら行えばスムーズに出来ました。次に水栓金具を取り付け、出来たと思って栓を開くと、水漏れ発生。原因は締め付け不足でした。付属のスパナでは十分締め付けることが出来ません。DIY店で売っているスパナを使って締めると、OKでした。あちこち濡れたためタイムロス。次のトラブルはアース線がなかなか付けられないことです。プラスドライバーを使ってアース線取り付け金具を十分に緩め、線を押し込めばOKでしたが、見にくい場所のため時間がかかりました。リモコンの取り付けは、タイルの壁だと大変ですが、我が家は耐水ベニアなので楽勝でした。古いウォシュレットは不燃ゴミか燃えるゴミで出せば良いでしょう。

 業者に依頼すると、取り付け料7000円程度と処分料に加え割高な本体価格で、総費用は自分で取り付けた場合の倍以上かかりそうです。時間のある方は是非自分で取り付けてみて下さい。

 今回使用した付属品以外の工具は下の写真の4点です。スパナ、+とーのドライバ、千枚通し。あと、タオル、新聞紙、洗面器(水を受ける)ぐらいあれば良いでしょう。

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